
円明園馬首ブロンズ像寄贈式
円明園馬首ブロンズ像寄贈式
円明園馬首ブロンズ像寄贈式
円明園はイタリア人宣教師のジュゼッペ・カスティリオーネが設計して清代乾隆年間の宮廷美術家が意匠を凝らし、東西の芸術様式が融和した古今に類を見ない庭園です。その前庭を飾った十二支ブロンズ像のうち、馬首像が祖国への里帰りを果たすことになりました。香港マカオ地区の著名な実業家であるスタンレー・ホー氏は2007年9月、愛国の念やまず、6,910万香港ドルで競売を制し、この馬首像を手中にしました。そして2019年11月、中華人民共和国成立70周年及びマカオ帰還20周年を祝うため、正式に国家文物局に寄贈する決断を下したのです。円明園の略奪と破壊から百有余年、馬首ブロンズ像は長い苦難の道をたどって祖国に帰還し、終(つい)の居場所を得たのです。
と き 2019年11月13日
ところ 中国国家博物館
主 催 中華人民共和国文化旅游部、国家文物局
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