長安から宛都へ——中国・ウズベキスタン遺跡共同調査隊成果展 特別展
長安から宛都へ——中国・ウズベキスタン遺跡共同調査隊成果展 特別展 2012 年から2016年にかけて、中国社会科学院考古研究所から専門調査隊が派遣され、ウズベキスタン科学院考古研究所の専門家と共同でカラ・テペの遺跡を5回に亘って発掘調査を行い、数多くの重要な考古学資料を得ました。調査の結果、同遺跡は紀元前後のフェルガナ盆地エリアで最大面積を誇る古城の遺跡であること、それが中央アジア地域全体の古代の都市化プロセスにおける重要な意義が解明されました。今回の発掘は、古代フェルガナ盆地エリアの都市の発展、墓葬形制、文化習俗を知るための重要な材料となりました。中国とウズベキスタンが5年間に亘る共同調査を通じて、中国調査隊の理念や思考、手法、探査技術などが益々外国の学者に理解・評価され、同遺跡に対する共同調査は中央アジアの国際的な考古学調査の手本となりました。 開催期間:2019.01.22-2019.06.10開催場所:ウズベキスタン国立歴史博物館主催者:ウズベキスタン国立歴史博物館、中国社会科学院考古研究所、ウズベキスタン科学院考古研究所